病的ダイエッターが必ず通る道、と言いますか、これやっちゃうんです。なんとなく結果は想像できるはずなのに。
落とし穴は「無いも同然の低カロリー」「食べた感のあるボリューム」「食物繊維」
食材としては優秀ですが、無茶なダイエットの主役にもなりやすいのです。
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こんにゃくの栄養
食物成繊維であるグルコマンナンが主成分で、カルシウムも含まれています。
グルコマンナンは腸で吸収されず、腸の毒素や老廃物を吸着して体外に排出する働きがあります。
そのため便秘解消の効果が高く、「腸の砂おろし」と呼ばれています。
コレステロール値を下げたり、有害物質を排出したりするため、生活習慣病などの予防も期待できます。
また、カルシウムの働きにより歯や骨が強くなり、骨粗しょう症の予防にもつながります。
なんか、よさそうですね。
こんにゃくダイエット実践
★こんにゃく麺
こんにゃくラーメン・こんにゃくパスタなど、カロリーの高い麺類をそのままこんにゃくに代えてしまう、というやり方です。
これには飛びつきました。
さっそく2週間分ほど用意しました。
市販のスープやソースと合わせても、付属の物でもOK。
ラーメンやパスタを食べながら、痩せられる、夢のようなダイエット。
(よく考えれば、普段パスタは外出時くらい、ラーメンに至っては、ほとんど食べないのですが…)
一日目、たらこソースであえてみました。
これから毎日違う味で楽々ダイエットできると、かなりハイテンションだったのですが
「…」
薬くさい?
なんか、なんというか、嫌な味がするのです。保存の汁がダメなのか、「美味しくない」というのとも違うのですが。
たらこソースで水っぽいこんにゃくパスタ、とにかく完食しました。
次の日の焼きそば風は全部食べられず、
次の日は何となく気持ち悪くなってほとんど食べられず
その後は、放置。
こんにゃくラーメンなら、汁物なのでこんにゃくとの相性もいいのではないかと思い、スープの味が濃い目でコクのある「味噌ラーメン風」にチャレンジしました。
こっちならいけるかも。
最初は思ったのですが、食べ終わる頃にはなんとなく気持ち悪くなり
だんだん食べるのが苦痛になり、こちらも放置。
★こんにゃく特有の臭みがほぼない「お取り寄せこんにゃく」で再挑戦
過去に失敗しているのだから、やらなきゃいいのに
こんにゃくの低カロリーや満腹感は捨てがたく
以前の失敗の数年後(かなり経ってからだと思います)また、やってしまいました。
今度は臭みや、クセがないから大丈夫。
お取り寄せしらたきを10袋用意しました。
臭みはない、クセもない、いいこんにゃくなのだと思います。
けど、おいしくない。
がんばって完食してみたものの、今回は初日でギブアップしてしまいました。
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大失敗の原因
なんとなくわかったのですが、おでんに入っている味のしみたこんにゃくは美味しいし大好きです。
適量を美味しく食べる分には全然問題はないのです。
けれどこんにゃくを大量に食べると、私が体験した「吐き気」「嘔吐」などの症状が出る人もいます。
これは主成分のグルコマンナンが、こんにゃくを作るときに使用される水酸化カルシウムと反応することで、水溶性から不溶性の食物繊維に変化するために起きるといわれています。
胃にたまりやすい不溶性食物繊維は、体外に排出しようとする胃の働きにより吐き気や、嘔吐を引き起こす原因になると考えられています。
まさに、私の敗因はここにあったようです。
なので、ダイエット目的で、多少の臭みは我慢しようとか、とにかくお腹をいっぱいにして食べ過ぎ防止にやってみようと思うなら、おすすめしないです。
エネルギー源となる栄養成分は含まれていないし、胃が広がって元の食事に戻したときになかなか満腹感が得られず、食べ過ぎになってしまう事も…
今は豆乳入りなど、食感もより普通の麺に近いもので低カロリーの物がたくさん出ています。
低カロリーながらある程度は栄養もあり、おいしく食べられる物を取り入れるのがいいと思います。
自分が失敗しておいて何なのですが^^…
適量なら美味しくて身体にいい面もあるこんにゃくが、大量に摂る事で体調を崩したり最終的に「逆効果」になることもあるので、注意してくださいね。
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