ダイエットの最初の目的もわからなくなってきた中、止め時もわからずただ「継続」していたところまで前回お話ししました。
当時の自分が何を考えていたのか、良く覚えていません。
太ったと言われたわけでもなく、そこまで痩せる必要があったわけでもなく「ただ続ける」…ここがまたダイエットの恐ろしいところでもあるのですが…。
スポンサードリンク
まず最初に出た影響は「謎の赤い発疹」
この時の事は忘れられません。
どう言えばいいのか…葉っぱだと思って触ったら、ムニッと動く虫だった、というような全身に鳥肌が立つような感覚です。
遊びに行った実家でお風呂に入った時の事でした。
正面から見ればどこがどうというわけではなく普通なのですが、目の端にちらっと腰の辺りに赤いものが見えました。
何だろう…虫刺され?
ちょっと首をまわしてその辺りを見てみると、直径1.5cm位の「真っ赤な発疹」が出ていたのです、目に見える範囲でも複数。
あわてて鏡に背中を映して見ると、背中の下半分とお尻全体に大量に出ていました。
一瞬で全身に鳥肌が立つ感覚です。
何が気持ち悪いかと言えば
濃い赤色、
キレイな正円、
けっこうな大きさ、
決まった範囲のみに集中して発生
大げさですが恐ろしくてパニックになりました。
急いで姉を呼んで見てもらいました。
「アンタ、ダイエットやめなっ!」
離れて暮らしているのでどんなダイエットをしているのかは知らないなりに、さすがに今回はいき過ぎだと感じていたらしく「ダイエット禁止令」が出ました。
当然ですね、自分も今更ながら「目が覚めました」
この発疹は謎のまま、徐々に薄くなっていきましたがしばらくは残りました。
姉も相当気持ち悪かったらしく、この時の事は良く覚えています。
スポンサードリンク
そして生理が止まる
「私がバカでした、私改心しました、今日から生まれ変わります」
と言ったところで、それまでさんざん痛めつけた身体は、簡単には許してくれません。
逆に「だよね…」というくらい当然の結果として生理が止まりました。
これはこの先1年以上続き、その後も思い出したように数か月突然止まったりする事がありました。
ただ、これに関しては生理痛が重かったので「なきゃないほうが楽」などと考え放置していたのが余計に悪かったのだと思います。
(同じ症状の人は病院に行く事を強く強く、おすすめします)
無気力状態のまま、体力も戻らない
けっきょくのところ一気に老けてしまって「見た目が悪い」
そうなると、全てにおいて「めんどくさい」「どうでもいい」の無気力状態が続き、
動くのもおっくうで運動しないので体力も戻らない。
鏡でパサパサの髪や、くすんでたるんだ黄土色の顔を見ながら「何だったんだろう」と思う日々。
美容液やパックも焼け石に水、ゴワゴワの肌には浸透してくれません。
もう二度とやらないから、いいかげん許してよ!
という気持ちになりましたが、極端な食事制限ダイエットのツケはまだ払い終わっていませんでした。
本当の意味で地獄だったのはこの後です。
関連記事
③ダイエットで食事制限【危険】だという自覚がないまま栄養失調状態へ
スポンサードリンク