日頃アンチエイジングだ、ダイエットだ、とどうしても見た目に意識が向いてしまいます。
外側も内側もキレイ…というのが40代以降の「キレイ」だと思うので、外側を磨くのは悪い事ではないのですが…
自分がこれまで生きてきて、実際に関わる事が出来た人の中で一番美しい人は、正に「内外共にとびぬけて美しい」人でした。
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他の講師からも絶賛されるヨガインストラクター
2012年12月閉店してしまった川崎のカルナスタジオ+で、ヨガを教えてもらっていた先生です。
このスタジオはヨガだけでなく、ダンスなどのクラスもあり週3くらい通っていました。
なので閉店が決まった時は、かなりさびしかった記憶があります。
そしてたくさんの種類のヨガの中で「BEAUTY YOGA」を教えてくれていた先生が、私がこれまでの人生で出会った一番「美しい人」でした。
このスタジオは「容姿で選んでいるのだろうか?」と思うくらい、キレイな先生が多かったのです。
ヨガウエアの現役モデルさんもいました。
そんな高いレベルの中で、他のダンスの先生が
「あの先生のレッスン受けた事ある?」
「そこら辺のアイドルより可愛い!」
「目に星がある、少女漫画の世界の人」と絶賛。
同じクラスの生徒さんも「本当にキレイ」と大絶賛、いつもいっぱいの人気クラスでした。
けれどそれほどの美貌を持ちながら、その先生の魅力をあげる時「内面の美しさ」の方が、まず最初に思い浮かぶのです。
何年もたった今も、何かある度に思い出す人です。
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オレンジのブラウスと猫
夏、いつものヨガクラスの日、エレベーターの前で先生に会った時の事です。
いつものようにひまわりのような笑顔で「こんにちは」と言ってくれて、一緒にエレベーターに乗りました。
「オレンジ色、夏らしくて素敵ですね!夏は好きですか?」
私のオレンジ色のブラウスをほめてくれました。
「暑くて、夏は苦手です」
「そうですか…。私は、好きです」
ほんの数十秒話をしただけで、その日の運気が上がりそうな幸せオーラのある笑顔を向けられながら、短い会話をしました。
レッスンも同じように、いつもと何も変わりなく進み…
そして「ありがとうございました!」と、満面の笑みでその日も終わりました。
後で知ったのですが…
いつも一緒にいて大好きだった猫が、その日のレッスンの前に死んでしまったのだという事でした。
40代以降も美しい人でいるために
生きていると色々な人と関わります。
そんな中でこういう「美しい人」と関われたという事は本当に貴重な事です。
残念ながら、私は職場の集団の嫌がらせで辞めざるを得ない状況になった事があり、美しさと対極にある人たちとも関わってきました。
内外ともに美しく、プロとして仕事をする事や人との接し方、自分よりいくつも若い先生から学んだ事は本当にたくさんありました。
一方内外ともに醜いとしか言いようのない、職場の同年代や年上の女性たちから得るものは、何一つありませんでした。
まだお若い人ですが、きっとあの先生は60代、70代、80代も変わらず美しい人だと思います。
今後はこういう人に会えるような人になりたい。
あの職場の女性たちのような人たちに、会わずにすむような人になれるように…
同じ穴のムジナとして、引き寄せてしまう事がないように…
内面を磨いていきたいと思います。
どうしても怒りが消えない部分もたくさんあり、どうして自分はこんななのだろうと日々落ち込むこともあります。
だけどそんな思いも残したまま「ああはなりたくない」をパワーにして、がんばっていくのも悪くないのではないかと思っています。
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