ここまで自分で実践してきた「キレイ」のためのダイエット、スキンケア、食事などなど。
本当にあれこれやってきた中で「最も割に合わない」方法が「極端な食事制限」です。
これは、いいことが一つもなかった。
短期間で痩せたい気持ちは本当によ~くわかります。
でも、急がば回れです。「百害あって一利なし」どうか他の方法を探して下さい。
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いざとなれば10キロくらいすぐ痩せられる
これ、やる人は切羽詰っていたり、イタズラに意思が強かったり、やり遂げちゃったりするんです。
私も今まで一番痩せたのはエステでも、痩せる教室でもなく、この「極端な食事制限」でした。
サラダと海藻をメインに、低カロリーで満腹感のある雑炊などを組み合わせてみたり、100kcal程度のレトルトものを組み合わせてみたり、1食2~300kcal以内でけっこう満足感があるんです。
栄養はほぼありませんが。
その内さほど空腹ではないので「まだ頑張れる」と思ってエスカレートしていきました。
そして「水を飲んでも太る」と思うようになりました。
病人の出来上がりです。
47~8キロから40キロ前後へ
ここが怖いところですが、47~8キロは「肥満」ではありません。
41キロくらいになった頃に家族と親戚でイチゴ狩りに行った時の写真が残っていて、今でも見るたびに「完全に病んでたな」と反省する1枚です。
髪はバサバサ、笑ってるつもりの弱々しい表情、棒切れみたいな足。
印象としては「枯れ木」…老婆のようでした。
そして、この頃常に「太っているから人に会いたくない」と思っていたのです。
完全に病人でした。
憧れの30キロ代を前に
挫折というか、正気に戻ったというか…
けっきょく、止めざるを得なかったのですが。
背中からお尻にかけて、直径1.5cmほどの謎の真っ赤な発疹が大量にでました。
原因は不明です。
生理が止まりました。(これは1年以上続きました)
髪はバサバサ、肌はボロボロ、手足のしびれ、体力の極端な低下。
努力して、努力して、キレイから遠ざかって行きました。
手に入ったのは、歳より老けて見える枯れ木のような姿と、あちこちが痛んでしまった体と、精神的な病気状態。
そして、この時の無茶は十数年たった今も、まだ影響している部分があります。
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食べるのが好きな人が食べないダイエットをすると
しばらく頑張れても、いつか挫折します。
食べないダイエットでは、顔、胸など落としたくないところから落ち始めます。
挫折して、元に戻るときはお腹周りから脂肪が付き始めます。
肉の落ちた老け顔はダイエット中のまま、胸が垂れ、お腹が出た体型で終了です。
そのうちまた太り始め、その姿が耐えられずまた同じように食べないダイエットを始め、同じパターンを繰り返すたびに、どんどん「キレイ」からかけ離れていきます。
とても、こわいのです。
病気になるまでやる人はあまりいないのかも知れませんが、いわゆる「リバウンド」を体験している人は多いですよね。
もう一つありがたくない特徴として、極端な食事制限は内臓に負担をかけるため、口臭・体臭がきつくなってしまう事があります。
不足した糖の代わりに作り出される「ケトン体」という物質が原因になります。
一所懸命努力したあげく、醜くて体調も悪い、「臭い人」になってしまってはかなしすぎます。
良い方法はたくさんあります、焦らずコツコツいきましょう。
早く落とせば早く戻り、時間をかけて落とせば戻るときも時間がかかります。
一生続けられる方法じゃなきゃ最終的には失敗に終わる
よく言われる事ですが、経験上大正解です^^。
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