40代ともなれば、それなりに生活の基盤が出来ている人が多いですね。
責任ある地位についてバリバリ働いている人、家庭を守りながらも家計を支えるため数時間働いている人…。
どちらもしっかりした「居場所」があり、立ち位置も明確です。
どちらにも属さず、劣悪な環境の中どんどん「人間嫌い」になっていった時期がありました。
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職場女性との人間関係のストレス
とにかく顔を見るだけで、喉が詰まってくるような女性がいました。
実際この「喉が詰まるような感じ」というのは、ストレスからくる症状の割とスタンダードな状態であると、後で知りました。
常に喉が詰まるような感じだったので知人に相談したところ、同じ症状で病院に行った際そう言われたという事です。
さらに当時の同僚も、同僚の母親も同じ経験をしていました。
見ないようにする。
考えないようにする。
絶対に感情的にならない。
毎日、朝から夕方まで、とにかく極力関わらない事だけを考え仕事に集中しました。
週に3日のパートの女性でしたが、いない日は多少楽に過ごせました。
もっともこの頃は四面楚歌の状態でしたので、たいした救いにもなりませんでしたが。
訳のわからない頭痛や腹痛も、たいして珍しくない状況でした。
ストレスは侮れないものなのです。
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人間嫌い 自分も嫌い
信頼していた女性も、簡単に敵にまわってしまうのだという経験をしていたので、当たり障りのない会話以外はしなくなっていました。
何を言われるかわかったものじゃない、それも尾ひれをつけて
回りの人全てが敵にしか見えなかった。
いうなれば、人生の暗黒時代です。
私は敵意さえ見せられなければ、自分から人を傷つけたりぞんざいな態度を取ったりすることはありません。
いい人、悪い人の話ではなく、単純にめんどくさいからです。
人を好きになるのも嫌いになるのも、エネルギーがいります。
好きな人に対しては「好かれたい」と思い、好かれようとするエネルギーが必要だし、
嫌いな人に対しては「嫌い・感じ悪い・関わりたくない」と思うだけで、エネルギーを使ってしまいます。
エネルギーは好きな人に対して使いたいのです。
人生において特に大切ではない人には「その他のおおぜいの人」でいて欲しいのです。
挨拶をして、当たり障りのない話をする程度の…
ところが、私がいた環境では、あることないこと言って真実ではない事で人を傷つけたりおとしいれたりする…それがあたりまえの世界でした。
どっぷり関わらざるを得ない状況に、無理やりもっていかれている状態です。
気に入らないなら、放っておいて…は、通用しない世界でした。
人が嫌い…
そして、常に「人が嫌い」と思っている「自分も嫌い」
いい歳をして、日々の最大の悩みがこれとは…
なんだかレベルの低い人生を歩んでしまっているな…と毎日毎日考えていました。
当時を振り返ってみると…
暗いトンネルの中で、どの方向にも動けない状態でした。
先々の不安からその場所に留まり、最終的に一番ひどい状態でそこから離れることになりました。
それも、他人の理由で。
もっと早く自分で決断も出来たのに、と思います。
今は回りにいる人全てが「学んでいる」環境の中で、誰もがくだらないことをしているほど暇ではなく、いい意味で今私は「その他おおぜいの人」でいられます。
普通にあいさつし、他愛ない話をし、けれど困った時は助けてくれる…理想的な環境です。
その中で男女問わず「この人好きだなぁ」と思った時は、ちょっとエネルギーを使って好きになって貰えたらいいなぁ、と思います。
…この人好きだな、と思える人が増えてきました。
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