映画館 シネマジャックアンドベティにて…
横浜で「フェリーニに恋してが上映される!」と言われてから気長に待っていて、約4か月。
期間はわずか1週間でしたが、レディースデイの7月18日(水)やっと見る事ができました。
フェリーニ好きの方には嬉しい映像もいっぱいでした。
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母親と二人の世界から1歩踏み出す!
唯一の理解者である母親クレアに守られながら、二人きりの世界で生きるルーシー。
そんな穏やかな日々の中、くわしい事は何も知らされていないながらもルーシーは気づきます。
「母親に何かが起きているらしい」
守られるだけの世界から1歩踏み出して、フェリーニに会うためにイタリアを巡る、冒険の物語です。
フェリーニに興味がなくても、同じように1歩を踏み出せない20代女性…
日常がなんとなく過ぎていってしまっている同世代女性にとっても、「ちょっといい映画」だなと思いました。
けっこうな失敗もしながら、素敵な人たちにも巡り合い…強くなっていく。
やり方の正しい、正しくないは別にして一生懸命に挑戦する姿は、なんであれちょっと見ていて嬉しくなるのです。
実際に来ていたのはフェリーニ好き?の年齢層高めの方が、多かったようです。
出典:ココロヲ・動かす・映画社〇
フェリーニの「名作」作品映像も
主人公が感動した「道」の他、「甘い生活」「8 1/2」などの映像も出てきます。
作中の登場人物たちと出会い、会話をし、旅を続けていきます。
「道」が主人公のお気に入りでしたが、やはり今回見に行って、本当にほんの少しでしたが出てきた「甘い生活」のシーンが個人的には嬉しかったです。
豪快な美女「アニタ・エクバーグ」の噴水のシーンです。
甘い生活はさっぱりわからないという人も、長すぎて挫折した人も、このシーンのファンは多いのではないか…と思っています^^
アニタ・エクバーグがとにかくカッコいいというか、キレイです、魅力的です。
そして声がまたいいのです。
映画1本全部見るには、けっこう気合が必要ですが^^…今回映画を見ながらこのシーンだけは見たいなと上映中なのに余計な事を考えてしまいました。
フェリーニ映画は強烈に惹かれる1シーンがあるのが魅力だったりします。
夢か現実かわからないあいまいな世界
意味ありげな人物や、悪い奴、謎の助言、優しい人たち…
夢と現実の区別がつかないフェリーニの世界の中で旅が続き、それでも現実の世界もちゃんと進行していきます。
全編通してイタリアの街並みは美しく、エンディングまで音楽もとても美しい。
強烈なインパクトはないながら、見終わった後は「ちょっといい映画見たな」というタイプの映画でした。
シネマジャックアンドベティはそんな映画が多い魅力的な映画館です。
近日上映コーナーで気になる映画チラシを、たくさん発見してしまいました^^
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